WORDS専門用語集
ア 行
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- アークティーズ( arktz )
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渋谷にある老舗スケートボードショップ。スケートボードとBMXに関連した商品を多数取り扱う。2021年には原宿に2号店をオープンした。
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- アーバンスポーツ( Urban Sports )
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スケートボード、BMX、パルクール、インラインスケート、ブレイクダンス等の都市型スポーツの総称。
速さや高さを極限まで追求し、過激で華麗な離れ業を競い合うスポーツであり、
音楽とファッションの要素が加味されて若者の文化として進化した「エクストリームスポーツ」の中で、特に都市での開催が可能なものを指す。
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- アーリーウープ( alley oop )
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推進力が向かっている方向とは逆側に180度以上回転するトリック。
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- アール( R )
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湾曲している形状のセクション(ジャンプ台)のこと。ランプの湾曲部分を指すこともある。
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- インディペンデント( INDEPENDENT )
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40年以上の歴史を誇るシェアNo.1のスケートボードトラックのブランド。通称インディ。サンダーとベンチャーに並んで、3大トラックブランドとして知られている。
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- ウィール( Wheel )
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スケートボードの車輪。衝撃を吸収しやすく街乗りに適したソフトウィールと、トリックがしやすくパークでのプレーに適したハードウィールに分けられる。
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- ウィールバイト( Wheel Bite )
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ウィールのサイズがトラックの高さに対して大きすぎ、急なターンをしたときにウィールとデッキがこすれて急ブレーキがかかってしまう現象。
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- ウォールライド( Wall Ride )
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急な斜面や、床と垂直な壁を滑るトリック。
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- エアウォーク( Air Walk )
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空中でデッキのノーズをつかんでデッキから足を離し、両足を浮かせたまま、歩くように前後に動かす技のこと。まるで空中で歩いているかのように見えることから、エアウォークという名前が付けられた。
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- オーリー( Ollie )
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スケートボードの中でも最も有名なトリックと言っても過言ではない。
手を使わずにスケートボードとプレーヤーの足が付いたまま一緒にジャンプするトリック。
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- オールドスクール( Old School )
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主に1980年代頃までの、保守的・伝統的なスケートスタイルを指す。
反対語はニュースクール。
カ 行
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- カップソール( Cupsole )
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「カップソール製法」で作られたスニーカーのソール。立体的に形成されたソール(靴底のゴム素材)とアッパー(足の甲部分の布地)を、接着剤や工業用ミシンで縫ってとめたもの。クッション性があり、衝撃に強い。
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- カルチャー( Culture )
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1970年代にニューヨークで始まったヒップホップを中心としたものや、同じく70年代にカリフォルニアで生まれたスケート・カルチャーに根差す文化を指す。
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- カーブ( Curb )
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歩道の縁石や、縁石に見立てたボックス型のセクション。
すね以上の高さはカーブではなく、レッジやブロックと呼ばれている。
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- キック( Kick )
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デッキの先端部分の湾曲した部位のこと。先端をノーズキック、後方をテールキックと呼ぶ。キックの反りが大きいことを「キックが強い」と言い、強いとジャンプの高さを出しやすく、弱いとトリックを決めやすいという性質がある。
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- キックアウト( Kick Out )
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ストリートでプレーをする際、警察や警備員に止められ退去させられること。
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- キックフリップ( Kick Flip )
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オーリー中に擦り上げた前足つま先を、ノーズに対して背中側に蹴り抜き、デッキを縦に1回転(フリップ)させるトリック。
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- キャバレリアル( Caballerial )
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利き足ではない方の足を軸足にして回転するトリックのこと。アメリカのプロスケートボーダー、スティーブ・キャバレロが考案したトリックであることから、この名前が付けられた。通称キャブ。180°回転の場合はハーフキャブ、360°回転の場合はフルキャブと呼ばれる。
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- キングピンナット( Kingpin Nut )
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キングピン、ブッシュ、ハンガーを止めるナットのこと。キングピンナットの締め付け加減で、スケートボードの傾く動きを調節することができる。
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- クリスチャン・ホソイ( Christian Hosoi )
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クライスト・エアやロケット・エアーといったシグネチャートリックを生み出したレジェンドスケーター。
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- グラインド( Grind )
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縁石やレールなどにトラックを当てて滑走するトリック。
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- コンケーブ( Concave )
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デッキ(板)の湾曲している部分のこと。湾曲の角度によって足と板の密着度が変化し、かけやすいトリックが異なる。
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- コンプリート( Complete Skateboards )
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各パーツが全てセッティングされている状態で売られているスケートボード。
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- コーピング( Coping )
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ランプなど競技に使用するセクションの縁に設置されたパイプのこと。この部分を使ってグラインドやスライドなどのトリックを行う。
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- コーリー・オブライエン( COREY O'BRIEN )
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80年代にストリートを中心に活躍していたスケーター。コーリーのシグネチャーである「Reaper(死神)」は、スケートボードブランド「SANTA CRUZ(サンタクルーズ)」のストリートデッキ第1号として誕生し、現在も人気。
サ 行
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- サルバ・マルバ( STEVE ALBA / MICKE ALBA )
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70年代後半から80年代にかけて活躍した双子のスケーター。スティーブ&ミッキーアルバ兄弟の愛称としてサルバ・マルバ(S・ALBA / M・ALBA)と呼ばれた。
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- サンダー( THUNDER )
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サンフランシスコ発祥のスケートボードトラックのブランド。高い技術力を誇り、インディペンデントとベンチャーに並んで、3大トラックブランドとして知られている。
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- シグネチャーボード( Signature Board )
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トップスケーターのオリジナル仕様モデル。「自分のシグネチャーボードを出せたらプロスケーターの証」と言われる事も多い。
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- シールド( Shield )
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ベアリングを保護する蓋のこと。主に、金属製の「メタルシールド」とラバー製の「ラバーシールド」の2種類に分けられる。金属はメンテナンスの回数が少なくてすみ、ラバーは消耗は大きいが手入れがしやすいという性質がある。
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- ジム・フィリップス( Jim Phillips )
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80年代のスケートカルチャーを代表するグラフィックアーティスト。スケートボードブランド「SANTA CRUZ」のアートディレクターとして活躍。デッキやTシャツ、ステッカー、広告ビジュアルなど数多くの作品を80年代のスケートカルチャーを代表するグラフィックアーティスト。スケートボードブランド「SANTA CRUZ」のアートディレクターとして活躍。デッキやTシャツ、ステッカー、広告ビジュアルなど数多くの作品を手掛ける。
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- ジャブジャブ池( Jabu-Jabu Ike )
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ストリートスケートが日本国内で確立した1990年代、多くのスケーターが集いシノギを削った、都内屈指のスポット。
新宿中央公園にあった。
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- ジョン・カーディエル( John Cardiel )
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ハイスピードとハイエアで、スケートボード界を魅了してきた超人スケーター。
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- ジンボ・フィリップス( Jimbo Phillips )
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グラフィックアーティスト。グラフィックアーティスト界の巨匠、ジム・フィリップスの息子である。父の影響を受け1998年よりデザイナーとして活動。強烈かつ大胆で目を惹くグラフィックデザインが特徴。
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- ジーノ・イアヌッチ( Gino Iannucci )
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90年代を知るスタイル派から、絶大な人気と支持を受けるニューヨーク出身のプロスケーター。
シンプルなプッシュが魅力的だという声も多い。
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- スイッチ( Switch Stance )
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普段乗っているスタンスと逆の足を前にしてプレーすること。
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- スイッチブラント( Switch Blunt )
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ノーマルボジションと逆のポジションでランプへ進行し、ジャンプしながら後輪のみをランプの縁に引っ掛けるトリックのこと。
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- スクリーミングハンド( SCREAMING HAND )
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1973年、カリフォルニア州サンタクルーズ市にて発足した、アメリカを代表するスケートボードブランド「SANTA CRUZ」の代表的アートワーク。80年代のスケートボードカルチャーのアイコンとして、今も根強い人気を誇る。
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- スケッチー( Sketchy )
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トリックをメイクしたが、完成度が微妙な状態を指すスラング。
路面が悪い事や、ずるい・うわべだけの人を指す事もある。
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- スケートクルー( Skate Crew )
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スケーターが複数人集まって作られるチーム。スケーターのほかにビートメイカー、フィルマー、アーティスト等がメンバーになる事もあり、スケボービデオやアパレルアイテム等をリリースする。
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- スケートパーク( Skate Park )
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主にスケートボード、インラインスケート、BMX向けに作られた運動施設。舗装面にジャンプ台等の構造物が設置されている。
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- スタイル( Style )
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スケートボードのプレースタイル。スキルの高さだけでなく、オリジナリティ・独創性を持った乗り方や姿勢、トリックのチョイスやトリック後の余韻等を含めて指す事が多い。
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- スタンス( Stance )
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スケートボードに乗る脚の位置の事。進行方向に乗せている脚が右だとグーフィースタンス、左だとレギュラースタンス。
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- ステア( Stair )
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階段、またはパークにある階段状のセクション。主にオーリーで飛び降りるために使われる。
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- ストリートスケート( Street Skate )
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街を舞台に、縁石や階段、手すりなどを使ってトリックを行うスケートスタイル。
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- ストリートスタイル競技( Street Style )
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路上の階段、手すり、スロープなどをモチーフにしたセクションで行う競技。
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- ストリート・リーグ( SLS )
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スケートボードの世界最高峰プロツアー。ストリートスケートコンテストにおけるプロ戦の現状に不満を感じたロブ・ディアデックにより、2010年から開始した。
「RUN」と「BEST TRICK」の2種類で競い合う。
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- スピットファイア( SPITFIRE )
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サンフランシスコを拠点としているウィールブランド。1987年創業。スケートボードブランド「デラックス・ディストリビューション」が手掛けるブランドの中の1つである。火の玉のマークが特徴で、世界中に多くのファンを持つ。
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- スライムボール( Slime Balls )
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アメリカを代表するスケートボードブランド「SANTA CRUZ」系列のウィール(車輪)ブランド。グラフィックアーティストの巨匠、ジム・フィリップスがデザインしたロゴをあしらったアパレルや小物も人気。
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- スラッシャーマガジン( Thrasher Magazine )
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1981年にサンフランシスコで誕生した、アメリカを代表するスケートボード専門誌。雑誌だけでなくDVD、アパレルなども展開しており、ファッションブランドとしても世界的に人気。
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- セクション( Section )
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スケートボードをプレーする際に使用する道具の総称。
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- セットアップ( Setup )
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スケートボードのパーツカスタムし、完成版ボードを組み立てること。
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- ゾーラック( Zorlac Skateboards )
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1976年テキサス・ダラスで誕生したハードコアスケートブランド。パンクロックの影響を強く受けたグラフィックが特徴。
タ 行
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- テール( Tail )
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スケートボードデッキの後ろ側。
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- テールスライド( Tail Slide )
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カーブボックスや縁石などで、デッキのテール部分(後ろ側)を使ってスライドするトリック。
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- デッキ( Deck )
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スケートボードの足を置く板の部分。長さ、幅、板の厚さ、テールとノーズの反り具合等がブランドにより異なり、デザインのバリエーションも豊富。
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- デッキテープ / グリップテープ( Deck Tape / Grip Tape )
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トリックの際の足元のグリップ力を高めるために、デッキに張り付けるヤスリ状のザラザラしたテープ。
ヤスリの目が粗いものから細かいものまで種類があり、グリップ力を調整できる。
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- デューツアー( DEW TOUR )
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Xスポーツにおける世界最高峰の国際大会の名称。炭酸飲料である「マウンテンデュー」がメインスポンサーとなっていることから名付けられた。
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- トニー・ホーク( Tony Hawk )
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1980年代に絶大な人気を集めたレジェンド。
エアウォークを始めとする数々のトリックを生み出し、「バードマン」の愛称で親しまれる。
スケートボード界の"神"と呼ばれることも。
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- トラック( Truck )
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デッキとウィール(車輪)をつなぐ金属部分。ハイ(車高が高い)とロー(車高が低い)の二種類がある。
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- トランジション( Transition )
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アール(曲面)やランプなど、湾曲した形状のセクションの総称。別名トラニー。
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- トランスファー( Transfer )
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セクションを飛び越えて反対側へ移るテクニック。
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- トリック( Trick )
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スケートボードを滑るうえで行う技の総称。
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- トレフリップ(360フリップ)( Tre Flip )
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板を水平方向に1回転、垂直方向にも1回転させる複合トリック。
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- ドッグタウン( DOG TOWN )
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カリフォルニアのベニスビーチ発祥のスケートボードブランド。ブランド名は、西海岸ストリートカルチャーの象徴的なスポットとして若者の支持を集めていた廃墟の一画が「ドッグタウン」と呼ばれていたことに由来する。
ナ 行
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- ナイジャ・ヒューストン( Nyjah Imani Huston )
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コンテストで圧倒的な結果を残し、ストリートでも活躍するハイブリッドな現代の天才スケーター。
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- ノーコンプライ( No Comply )
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スケートボードの後ろ(テール)を弾く瞬間に前足を地面に下ろし、進行方向に板を180°回転するトリック。
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- ノーズ( Nose )
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スケートボードの進行方向側の先端。
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- ノーズグラインド( Nose Grind )
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カーブに対して、ノーズ側のトラックのみでグラインドするカーブトリック。
腹側のカーブへのグラインドを「フロントサイド(F/S)ノーズグラインド」、背中側のカーブへのグラインドを「バックサイド(B/S)ノーズグラインド」と呼ぶ。
ハ 行
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- ハンドフリップ( Hand Flip )
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空中でデッキを一回転させるキックフリップの応用。
足でデッキを弾く代わりに、手を使用する。
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- ハーフキャブ( Half Cab )
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フェイキースタンスでオーリーし、腹側(フロントサイド)に板と体を同時に180度回転させるトリック。
正式名称は「フロントサイド 180フェイキーオーリー」。
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- バックサイド( Backside )
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背中が進行方向を向く乗り方のこと。進行方向の背中側に、縁石、壁、レールなどの対象物がある場合もバックサイドと呼ぶ。「バックサイド180」「バックサイド50-50グラインド」のように、トリック名の前につけて用いる。B/Sと省略して表記する場合もある。
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- バックサイド540( Backside 540 )
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空中で軸を斜めに傾けながら1回転半させる高難度の大技。2019年に当時12歳の岡本碧優が女子で初めて成功させた。
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- バックサイドディザスター( Backside Disaster )
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進行方向に対してバックサイド側に180度ターンし、ランプの縁にボードの腹部分を引っ掛けるトリックのこと。
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- バックサイドノーズピック( Backside Nosepick )
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進行方向に背中を向けながら、前輪をランプの縁に引っ掛けグラインドするトリックのこと。
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- バックサイド・スミスグラインド( Backside Smith Grind )
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バックサイド(背中側)のセクションに、テール側のトラックのみを引っ掛け、ノーズ側を手前に下げた状態でグラインドするトリック。通称バックサイドスミス。
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- バルカナイズドソール( Vulcanized Sole )
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「バルカナイズド製法」で作られたスニーカーのソール。
スニーカーのアッパー(足の甲部分の布地)とソール(靴底のゴム素材)が隙間なく圧着されており、
接着剤を使用したスニーカーよりもしなやかで屈曲運動に強く、加水分解などの経年劣化にも強い。
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- バンクイン( Bank In )
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トリックと共に、傾斜のあるセクション(バンク)に入ること。
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- バーチカル( Vertical )
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バーチカル(垂直)に近い、巨大なハーフパイプ。バーチカルの短縮でバーチとも呼ばれている。
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- バート競技( vert )
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巨大なバーチカルランプで行われる競技。 滞空時間の長いエアーとトリックが魅力。
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- パウエル・ペラルタ( POWELL PERALTA )
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ジョージ・パウエルとステイシー・ペラルタによって1976年に創設されたスケートボードブランド。伝説的スケートボードチーム「BONES BRIGADE(ボーンズ・ブリゲード)」を生み出すなど、80年代のスケートボード界を牽引する存在。
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- パスヘッド( PUSHEAD )
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グラフィックアーティスト。80年代にスケートブランド「ゾーラック」のグラフィックを数多く手掛ける。また音楽シーンでも、メタリカやミスフィッツなど著名なアーティストのアートワークを担当し、人気を博した。
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- パワスラ( Power Slide )
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ボードを進行方向に垂直し押し出しウィールを滑らせながらスライドさせるトリック。摩擦によってブレーキをかける基本テクニックのひとつ。パワースライドの略。
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- パークスタイル競技( Park Style )
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コブやアールなど湾曲したセクションで行う競技。
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- ヒールフリップ( Heel Flip )
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オーリー中に擦り上げた前足のかかと(ヒール)を、ノーズに対してお腹側に蹴り抜き、デッキを縦に1回転(フリップ)させるトリック。
前足つま先を使って板を背中側に回転させるキックフリップの逆回転バージョン。
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- ビス( Vis Screw )
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デッキとトラックを固定するために使用するネジのこと。
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- ビッグスピンボード( Big Spin )
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ポップショービットでボードを360度回転させる間に、体を180度回転させるトリックのこと。
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- ビッグフェイス( Big Face )
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グラフィックアーティストの巨匠、ジム・フィリップスによる、人物の顔をモチーフにしたグラフィック。
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- ビデオパート( Skate Video )
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スケーターが自身の滑りを撮影した動画のこと。音楽や撮影技術などにもこだわり、スケーターの個性を表現する。宣伝材料や、スポンサー集めにも用いられるため、ビデオパートの制作はスケーターにとって非常に重要とされている。
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- フィルマー( Filmer )
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フィッシュアイレンズなどを使いスケートビデオを撮影・制作する人。
時には自身もスケートボードに乗って撮影することもある。
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- フェイキーオーリー( Fakie Ollie )
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普段のスタンスと逆方向に進みながら、普段のスタンスでオーリーを行うトリック。
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- フックアップ( Hook Up )
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「仲間になる」「手を組む」といった意味のスラング。
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- フラット( Flat )
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地面が平らな場所のこと。
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- フロントサイド( Frontside )
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腹部が進行方向を向く乗り方のこと。また、進行方向の前に、縁石、壁、レールなどの対象物がある場合もフロントサイドと呼ぶ。「フロントサイド180」「フロントサイド・スミスグラインド」のように、トリック名の前につけて用いる。F/Sと省略して表記する場合もある。
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- フロントサイドKグラインド( Front Side K Grind )
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ノーズ側(デッキの先端部分)のトラックを、セクションに引っ掛けて、押し込むようにグラインドするトリック。グラインド時のシルエットがアルファベットのKの形になることから、この名前がつけられた。
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- ブッシュ( Bush )
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スケートボードのトラックの動きを調整するゴム製のパーツ。
トラックとデッキを結ぶキングピンのナットを締める役割を担う。
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- プッシュ( Push )
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スケートボードを漕いで前進する動作。
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- プロップス( Props )
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「評価」「名声」「仲間からの支持」等の意味を指すHIPHOP由来のスラング。
「プロップスが高い」=「評価が高い」、「プロップスを得る」=「支持や名声を得る」といった使い方をする。
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- ベアリング( Bearing )
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スケボーでスピード感のある滑りをするためのパーツ。
ベアリング内部には金属製のボールが入っており、ボールが回転することでウィールにかかる摩擦を減らす役割がある。
さらに、トラックの軸を支え滑走中のガタつきを軽減する効果も持つ。
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- ベンチャー( VENTURE )
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サンフランシスコ発祥の老舗トラックブランド。インディペンデントとサンダーに並んで、3大トラックブランドとして知られている。安定感のある動きから初心者にはもちろんプロにも人気がある。
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- ホークスカル( Hawk Skull )
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「バードマン」の愛称で親しまれる有名スケートボーダー、トニー・ホークの象徴である「鷹」をモチーフとしたグラフィックデザイン。アメリカの伝説的スケートボードブランド、パウエル・ペラルタのアートディレクターであるV.C.ジョンソンがデザインしている。
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- ボンレス( Boneless )
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前の足をスケボーデッキから降ろし、片手でデッキを掴んで飛び上がるトリック。
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- ボーンズベアリング( BONES BEARINGS )
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1983年、スケートボードブランドのパウエル社が、スケートボード専用に開発したスイス製のベアリング。世界中のプロからアマチュアスケーターまで幅広く使用されている。
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- ボーンズ・ブリゲード( BONES BRIGADE )
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トニー・ホークやスティーブ・キャバレロなどの人気スケートボーダーで結成された伝説的スケートボードチーム。1980年代に一世を風靡し、世界中のスケートボーダーに影響を与えた。2012年には、ボーンズ・ブリゲードのドキュメンタリー映画も公開されている。
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- ポーザー( Poser )
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見掛け倒し、道具やファッションばかりが一人前で実体の伴わない人のことを意味する。
マ 行
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- マニュアル( Manual )
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テール側のウィールのみで走行するトリック。反対に、ノーズ側のみで走行するトリックは「ノーズマニュアル」。
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- マーク・ゴンザレス( Mark Gonzales )
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ハンドレールで初めてグラインドしたスケーターで、現代ストリートのパイオニア。ニックネームはゴンズ。
画家・詩人・アーティストとしても活躍する。
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- メイク( Make )
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トリックを成功させること。メイクの成功率は「メイク率」を呼ぶ。
ヤ 行
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- 指スケ( Finger Skateboard )
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指スケートボード・フィンガースケートボードの略称。
10cmほどのミニサイズのスケートボードで、手の指を使って通常のスケート同様、トリックやプレーをする。
指スケ用の世界大会も存在し、広く親しまれている。
ラ 行
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- ランプ( Ramp )
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楕円を半分に切ったようなセクション。スケートボードパークの中でも最も人気のあるセクションの一つ。
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- リッパー( The Ripper )
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1983年にグラフィックアーティストのV.C.ジョンソンによるグラフィックデザイン。骸骨がTシャツを破って覗いている絵柄から「覗きボーンズ」とも呼ばれる。
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- リップスライド( Lip Slide )
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ボックスやレールをデッキのテール部分でスライドするトリックのこと。類似トリックに、ノーズ部分でスライドするボードスライドがある。
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- レギュラースタンス( Regular Stance )
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進行方向に対して左足が前になる乗り方のこと。進行方向に対して右足が前になる乗り方はグーフィースタンスという。
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- ロドニー・ミューレン( Rodney Mullen )
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35の大会にエントリーし、34勝を飾ったフリースタイルスケートの天才。
フラットランド(平地)でのオーリーをはじめ、数多のトリックを開発した。
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- ロブロスコップ"フェイス"( Rob Roskopp “Face” )
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スケートボードブランド「SANTA CRUZ」に所属していたライダー、ロブ・ロスコップをモデルに、グラフィックアーティストのジム・フィリップスが手掛けたグラフィックデザイン。
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- ローカル( Local )
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専用施設や公園以外でスケートボードが練習できる場所を「スポット」と言い、その地域固有のスポットを「ローカルスポット」と呼ぶ。特定のローカルスポットで練習する人は「ローカルライダー」と呼ばれている。
ワ 行
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投稿はありません
AtoZ
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- 270ストール・270アウト( 270 stall / 270 out )
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フロントサイドから270度回転し、さらにバックサイドに270度回転するトリックのこと。
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- 411VM( 411VM )
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1990年代にリリースされたスケートボードについてのビデオマガジン。インターネットがまだ普及していない時代に、スケートボードにまつわる様々な情報を発信し人気を博した。
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- 5-0フェイキー( 5-0 Fakie )
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フェイキーとは進行方向とは逆に進むスタンスのこと。5-0とは後輪1つだけで滑走することをいう。
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- 50-50グラインド( 50-50 Grind )
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セクションに前後両方のトラックを引っ掛けてグラインドするトリック。もっとも基本的なカーブトリックの1つ。略してフィフティーとも呼ばれている。
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- AJSA( AJSA )
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日本スケートボード協会の略。プロスケーターの資格を発行している。
正式名称はAll Japan Skateboard Association。
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- BLIND( BLIND )
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World Industriesの参加で、1989年、マーク・ゴンザレスが設立したスケボーカンパニー。
映画監督・スパイクジョーンズが監督を務めたスケボービデオ作品「Video Days」は、革新的なスケートをフィーチャーした。
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- GIRL( GIRL )
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1993年、リック・ハワードとマイク・キャロルらがPLAN Bから離脱し設立したブランド。スタイリッシュかつ洗練されたイメージで、ティーンからの支持を集める。
「her/世界でひとつの彼女」等で知られる映画監督・スパイク・ジョーンズが立ち上げメンバーの一人で、全てのビデオに関わっている。
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- NEWTYPE( NEWTYPE )
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1990年代、新宿中央公園ジャブジャブ池より生まれた革新的なスケートクルー。
当時のトップスケーターが集まりメンバーのスキルが段違いなのはもちろんの事、
日本で初めてアメリカのスケートボードビデオと比べ遜色ない作品を制作したことから、注目を集めた。
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- SLS LOSANGELES( SLS LOSANGELES )
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Street League Skateboarding(ストリートリーグスケートボーディング)の略称であり、世界最高峰のスケートボード国際プロリーグツアーのこと。2019年のロサンゼルス大会では、堀米雄斗選手が優勝して話題に。
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- T19( T19 )
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80年代、スケボーの聖地L.A.ヴェニスビーチに単身で渡り「DOGTOWN」のスケーターとして活躍した
大瀧ひろしにより結成されたスケートクルー。
藤原ヒロシ/SKATE THING/ESOW/YOPPI/尾澤彰などが名を連ねる。
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- Tampa AM( Tampa AM )
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1993年よりアメリカフロリダ州の室内パーク「Skatepark of Tampa」で始まった、
事実上アマチュア最高峰のスケートボード大会。
歴代優勝者には世界のトップで活躍しているスケーターを輩出しており、プロスケーターの登竜門と呼ばれる。
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- V.C.ジョンソン( V.C. Johnson )
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80年代のスケートシーンを牽引したグラフィックアーティスト。アメリカの伝説的スケートボードブランドであるパウエル・ペラルタのアートディレクターとして数多くの作品を手掛ける。
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- VHSMAG( THRASHER )
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スケボー情報、スケートボードニュース、スケボー商品紹介、スケボー動画、イベント情報、スケーターブログなどを扱う、日本発のスケートボードメディア・WEBマガジン。
WEBサイト:https://www.vhsmag.com/
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- World Industries( World Industries )
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スケーターのスティーブ・ロッコが1987年にアメリカ・サンタモニカで設立したスケートボードカンパニー。
レジェンドスケーターのロドニー・ミューレンやマイク・バレリーが加わり、大手スケートボードカンパニーが台頭するスケボー界に風穴を開ける。
当時フリースタイルが主流だったスケートでストリートスタイルを発展させ、人気を博した。
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- Z-BOYS( Z-BOYS )
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1970年代、カリフォルニア・サンタモニカのサーフショップ「ZEPHYR(ゼファー)」に集った若者たちによるスケートボードチームの通称。当時のスケートブームを後押しする存在。
干ばつにより水が抜けたプール目当てに他人の家に忍び込み、空のプールでスケボーを滑ってスキルを磨いていった。
1975年の第1回世界大会に出場し、即興的かつスタイリッシュな滑りで他のスケーターを圧倒した。
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- ZOO YORK( ZOO YORK )
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ニューヨークのスケート、ヒップホップ、グラフティ文化に影響を受けたロドニー・スミスらにより、1993年に設立されたスケートボードカンパニー。
東海岸のスケートブランドとして確立するべく立ち上がった。